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段階睡眠

うつ病の大脳生理学的研究はきわめてさかんであり、とくに単相性のうつ病については、脳の中の神経伝達物質、あるいは神経ホルモンと呼ばれているノルアドレナリンの関与が大きいことが、ほぼわかってきました。うつ病になると、ノルアドレナリンを主としたカテコールアミンが減少します。実際、抗うつ剤を使うと、このノルアドレナリンが増加し、それによって症状が改善することからも、大脳生理学的な理論がうまく説明できます。また、近ごろ、うつ病の人の睡眠の状態がぶつうの人と異なることも、かなり確かな根拠でいわれています。 一般に、睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられて、レム睡眠のときは眼球運動が激しく見られ、このときは、九〇%近くの人が夢を見ているといわれています。逆に、夢をまったく見ない眼球運動がほとんどない睡眠の段階がノンレム睡眠です。

このように、二つの段階睡眠が成立しているのです。うつ病になると、この夢を見る段階が問題になります。レム睡眠が一日の睡眠の中に、何回か規則的にやってくるのですが、そのレム睡眠の現われ方が、正常者よりも早くやってくるのです。の理由はよくわかっていないのですが、うつ病者の睡眠のリズムがおかしいということだけは確かなようです。
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